【欧州米国旧ロシア地域

 米国でHIV感染者の多くは男性同性愛者です。そしてその多くが自ら感染していることに気が付いていないために今でも男性同性愛者を通じての感染は続いています。もう一方で無防備な異性間交渉で感染する人の数も増加しています。異性間交渉により女性感染者、妊婦のHIV陽性率が増加しています。欧州でも新規HIV感染の主な原因として安全でない異性間交渉が目だってきています。男性間におけるセックスによる感染も依然として高率です。高所得国ではHIV治療の普及の一方でハイリスクな性活動が復活しています。そのため大都市圏を中心にHIV以外にも梅毒や他のSTD感染者が増加しています。

 
東欧やウクライナなどの旧ロシア連邦諸国でのHIV感染の急増が目立っています。この地域の感染者は10年間でおおよそ20倍になっています。HIV感染者の大部分を若者が占めています。薬物注射により男性が感染しそのセックスパートナーに拡がっていきました。今ではセックスワーカーとその客に拡がっています。
 流行に弾みをつけているのは薬物注射と売春を両方しているグループです。薬物を得るために売春を繰り返す女性たちのHIV陽性率は28%になっています。
 
 このグループの人たちはHIVの感染経路が注射器のたらいまわしや無防備なセックスであることを知りません。梅毒の陽性率も25%に上昇しています。

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