| ケジラミ症 |
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吸血性昆虫ケジラミの陰毛への感染。 |

【症状】
約1ヶ月の潜伏期間の後、激しい痒みを伴う腹、大腿、上肢、下肢、陰嚢、陰茎などの皮膚の少し赤みがかった小さな隆起(丘疹)として現れます。S字状のミミズ腫れのような疥癬トンネルが特徴で皮下にできた数mmの線状の皮疹です。ダニが皮膚の角質層を通過した跡で中には卵が産み付けられています。
老齢、免疫低下状態、栄養不良状態などでは角化型疥癬(ノルウェー疥癬)と言いダニの数が数十万匹となり全身に拡がるタイプがあります。
シラミは皮膚から吸血し、痒み、湿疹などを起こします。
人体に寄生するシラミは、アタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミに分類されます。
痒みを自覚するのは感染後1ヶ月した頃です。
アタマジラミ:体長2〜3mm。 頭髪に感染します。 帽子、寝具、ロッカーなどの共同使用や学校などの集団生活での発生が多い。
ケジラミ :体長1.2〜1.5mm。 陰毛に寄生しとても痒い。 よく観察すると毛に白い点々として見つけることができます。 成虫は動いています。卵は動きません。 主に性行為により感染します。 子供では稀に頭髪、眉毛、まつ毛などに寄生する事があります。
コロモジラミ:体長2〜3mm。 衣類の縫い目などにつきます。
【診断方法】
陰毛が痒かったら患部をよく観察してください。虫体または卵が確認できればそれで診断となります。
自己診断できます。
下着のシラミの排泄による黒色点状の染み(血糞)も参考になります。
【治療法】 シラミ駆除剤”スミスリン”を薬局で購入します。パウダータイプとシャンプータイプがあります。
(当院の近所の薬局ではパウダーが1本¥1710、シャンプーが¥2840でした。)
パウダーの場合、患部に散布し手やブラシで隅々までいきわたるようにします。1時間後、水、石鹸等で洗い流します。この操作を1日に1回、3日に1度ずつ(2日おきに)、3〜4回繰り返します。卵の時は殻に覆われ、薬の効果が浸透しないので何度かに分けて退治します。
剃毛も効果的ですが完全剃毛は不可能です。スミスリンの併用が理想的です。
【家庭内感染を予防するために】
虫は人体から離れても48時間は生存します。
下着、シーツ、タオルなどの共用を避け、毎日こまめに洗濯を、アイロンはより効果的です。
危ないと思ったら、家族そろって同時に駆除したほうが良いでしょう。
下着入れ、寝具、畳、床など必要と思われるところはスミスリンを散布します。
布団乾燥機なども効果的があります。
【注意】
性感染症ですがまれに浴場、日帰り温泉などで感染があります。
発疹、発赤、痒み、湿疹等のアレルギー症状があれば医師または薬剤師に相談の事。
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