淋菌Neisseria gonorrhoeaeとクラミジアトラコマティスChlamydia trachomatis 以外の菌を原因とする性行為感染症。

【病態】 従来男子尿道炎は淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎に分けて診断、治療されてきました。これはこの二つの尿道炎は症状と治療法が違うためでした。また淋菌が尿道分泌物の染色により顕微鏡で確認できるため鑑別が比較的容易でもありました。
現在非淋菌性尿道炎の原因はクラミジアによるものが約半分近くありこれをクラミジア性尿道炎と呼んでいます。クラミジア以外の菌による非淋菌性尿道炎を非淋菌性非クラミジア性尿道炎と呼んでいます。非淋菌性非クラミジア性尿道炎の原因としてはMycoplasma genitaliumなどのマイコプラズマ属や
Ureaplasma urealyticumなどのウレアプラズマ属の細菌の関与が考えられています。
症状はクラミジア感染症と同様です。症状からだけではクラミジア性尿道炎と非淋菌性非クラミジア性尿道炎の区別はつきません。男性では尿道炎症状(尿道違和感、排尿痛、排膿など)です。女性では無症状または帯下の異常、下腹痛などです。子宮頚管から上行性に感染し卵管周囲炎や骨盤腹膜炎などの原因になることもあります。Mycoplasma
genitalium、Ureaplasma urealyticumは検査が難しく性感染症としての病的意義はいまだ不明の部分もあります。
治療については経験的にクラミジア性尿道炎と同じ薬剤が効果があることがわかっています。
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【診断方法】 問診、尿沈渣(尿を遠心分離器にかけて尿中の細胞成分を沈殿させて顕微鏡で観察)にて白血球 の有無、などで尿道炎が疑われ、かつ淋菌やクラミジアが検出されない場合、臨床的に診断します。Mycoplasma genitaliumやUreaplasma urealyticumは一般診療レベルでは検査方法がありません。
【治療法】男性、女性とも同じです。
クラミジア感染症に準じて行います。
パートナーも同時に治療します。
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