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梅毒の症状、検査と治療
梅毒の症状、検査と治療

梅毒の病原体トレポネーマTreponema pallidumによる性行為感染症。
最初は感染部位の皮膚に症状が現れ後に全身に波及する。

【症状】 
 梅毒は性行為または性行為類似の行為によって感染します。梅毒の病原体は”トレポネーマ”と言い、皮膚や粘膜の傷を通して体内に侵入し感染が成立します。先天梅毒と後天梅毒に分けられ、後天梅毒は4期に分類されます。






【先天梅毒】
梅毒に感染した母親から胎盤を経由して胎児に感染します。胎児が妊娠早期に感染すると死産または早産になります。出産できた場合は生後数週あるいは学童期、思春期になって内臓、歯、皮膚、中枢神経などにさまざまな病変を来たします。
先天梅毒予防ため産婦人科では妊娠早期に母体の梅毒の検査をしています。

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【後天梅毒】

性的接触によって感染します。
”3−3−3” (3週間、3ヶ月、3年)に症状が出ます


第1期
 感染から3週間たった頃、感染部位(トレパネーマ侵入部位)の皮膚あるいは粘膜に5〜15mm位の硬結ができます(初期硬結と言う)。好発部位は男子では包皮、亀頭とその周辺、女性では大小陰唇とその周囲です。初期硬結(軟骨用の硬さ)は放置するとそのまま数週で自然消失する場合と、中心部に潰瘍を形成し、周囲が固く盛り上がってくる場合がります(硬性下疳と言う)。その後そ径リンパ節が無痛性に硬く腫れる事があります。
 初期硬結も硬性下疳も痛くも痒くもないためにしばしば見過ごされます。またこれらの症状は放置しておくと2〜3週間の間に自然に消失しますが梅毒が治ったわけではありません。トレポネーマは体の内部に隠れて増殖します。

第2期
 感染から3ヶ月たった頃、トレポネーマは血行性に全身に散布され、全身の皮膚と粘膜に梅毒病変を起こしてきます。体幹、四肢、顔面などに出現する淡紅色の発疹でその色からバラ疹と呼ばれます。バラ疹は痛くも痒くもなくやがて消退します。その後、丘疹性梅毒疹や扁平コンジローマ(肛門周囲や外陰部、陰茎にできる扁平に隆起した腫瘤)ができることがあります。これらの症状は無治療でも消退と再発を繰り返すことがあります。
梅毒血清反応は強陽性です。

第3期
感染後3年以上経過するとトレポネーマは体内に入りここで増殖しゴム腫という腫瘤を作り皮膚症状を起こしたり内臓組織を破壊します。

第4期
感染後10年以上経過すると心血管系や中枢神経系に入り、血管炎、大動脈瘤、進行性麻痺、痴呆などの症状を呈します。

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【治療法】
   ペニシリン系抗生物質を2〜3週間内服します。

 梅毒血清反応(STS)は治療してもなかなか低下しません。陰性化には数ヶ月〜数年かかります。
 STSの低下を指標にしていると抗生物質の長期投与になってしまいます。
 TPHA法は一生陰性化しないので治療の目安にはなりません。
 ペニシリン系抗生物質を2〜3週間内服します。

【治療の目安】
 梅毒血清反応(STS)は治療してもなかなか低下しません。陰性化には数ヶ月〜数年かかります。
 STSの低下を指標にしていると抗生物質の長期投与になってしまいます。
 TPHA法は一生陰性化しないので治療の目安にはなりません。

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